祈りとはこの宇宙で最も大事な行為です。祈りの意味と重要性を忘れたのが今の人類であって、だからこそありとあらゆる問題が生じています。諸悪の根源は正しい祈り方を忘れたことです。どうか、祈りについてここで理解し、実践していって下さい。

祈りとは神々や天使やパワーアニマルに光の気を送る行為です。我々の魂は気を作ることができますが、祈りとは自分の魂が作った気を彼らに送る行為となります。また、光の気とは水・火・風・土・金の気です。そのいずれかを送ることにより、神々・天使・パワーアニマルはその気を受け取り、彼らはその気を使って何らかの手助けを我々にできるようになります。

神々・天使・パワーアニマルには掟があります。それは、その本人が光を選ばない限り、その魂を助けてはならないということです。なぜならば、もし神々・天使・パワーアニマルがどんな時でもどんな相手でも、この宇宙の魂を助けることができるのであれば、彼らはいつもこの宇宙のそれぞれの魂を助けることになり、それを行なってしまうとそれぞれの魂の成長に結びつかないからです。我々は魂の修行のためにここにおり、この宇宙はそれぞれの魂の修行のためにあります。

「光を選ばない限り」という言葉の意味は「光を実践しない限り」という意味です。我々が何らかの光の行為を行なうのであれば、神々・天使・パワーアニマルから強く守られ、導かれることになります。そして、その行為はただ何か清い事を行なうということだけでなく、真に清い心を以て清い行為を行なう場合に限定されます。例えば、神々などから守られるために慈善活動などをやっても何の意味もありません。それは動機として不純であり、清い行為にはなり得ないからです。真に他の魂を思って行動する場合のみ、それは光を実践することになり、結果的に彼らは我々を守り導きます。

ですから、それは祈りも同様であり、自分のために何かを祈ったとしてもそれは祈りにはなりません。つまり、祈りとは他の魂のために行なわなければ成立しません。しかし、例外としてはこういうケースがあります。「自分はこの世界のために尽くしたい。ですから、どうか私を闇の力より守って頂けないでしょうか?」こういった気持ちで祈るのであれば、これは他の魂のための祈りであり、自分を守ることを神々・天使・パワーアニマルは行なってくれます。

また、祈りの言葉が重要なのではなくて大事なのは気持ちです。もし、このような言葉を使って祈ったとしても1%でも自分のために祈っているのであれば祈りは成立しません。ですから、祈り以前に我々は自分の心をちゃんと見る事ができるようにしなければいけません。そして、100%清い心を以て、誰かのために祈るのです。それで祈りは成立し、その方は神々や天使やパワーアニマルから守られたり導かれたりします。

度々書いておりますが、水・火・風・土・金の気とは以下の感情を意味し、これらの感情を抱きながら祈ることにより神々・天使・パワーアニマルにそれらの気を送ることになります。

・水=浄化の心、向上心、変革の心
・火=笑い、情熱、元気、安心感、闘いの心、正義の心
・風=優しさ、感謝、クリアさ
・土=強さ、忍耐力、持久力、勇気
・金=愛、信頼

例えば、漠然と地球全体の魂のことを思い、その上で「今地球上にはありとあらゆる問題があります。どうかそれらの問題を解決できるよう人類をお導き下さい」と創造神に祈った場合、創造神に水の気を送ることになります。何故ならば、何らかの問題を踏まえてその解決を願うという気持ちは問題解決の心であり、その心は水の気によって成立しているからです。

そこで水の気を受け取った創造神はどのようにするかというと、その時の地球に必要な気に変換してその気を使って地球に何らかのことを行ないます。そこで変換された後の気は水の気かもしれないですが、火・風・土・金の気のいずれかになることもあり得ます。

万能な祈りの言葉があります。これは一言一句間違えずに使い、そして使う時は必ずその意味を正しく認識した状態で言って下さい。

「どうか〜〜を、闇の力より守り、光の方へお導き下さい。」

〜〜には何らかの魂が入ります。ですから、あなたが守りたい人や助けたい人です。何も人でなくても構いません。それはペットかもしれないし、木々かもしれませんし、地球の神様でも構いません。何らかの魂のために祈ることになります。

「闇の力より守り」という言葉の意味は、ありとあらゆることを意味します。我々の感情や行動の原因は気であることは今までに度々書いてきましたが、闇の気が我々に入ると感情が乱れたり行動を誤ったりする原因となります。そういった諸悪の根源である闇の気から守るという意味がどなたにとっても当てはまる一つの意味です。また悪魔によく取り憑かれている方などがもしいたとしたら、当然「闇の力より守り」とは「悪魔より守り」という意味となります。

「光の方へお導き下さい」という言葉の意味もまた、様々なことを意味します。光の気によって我々は様々な良き感情や良き行動を起こしていますが、まず一点目にこの言葉は「光の気をその方にお与え下さい」ということが大きな意味としてあります。そして、その先に「その方を幸福にお導き下さい」や「その方が御自身の役割を果たせるようにお導き下さい」という意味も含められます。

とにかく大事なことは、言葉を棒読みするのではなくて何をどのようにして頂きたいのか、ということを魂でちゃんと認識しながら祈ることです。上の祈り方は非常に漠然とした祈りであり、もっと具体的な祈りも当然成立します。祈りとはこれは頼む行為です。頼むためには何を頼んでいるのか、ということを明確にしなければなりません。ですから、祈りの時は自分が何をどのようにしてほしいのか、ということを明確にした状態において祈らなければなりません。

神々や天使やパワーアニマルは頼まれることを待っています。先程書いたように彼らには「光をその魂が実践しない限り、その魂は助けてはならない」という掟がありますが、そのことに加えて「それを頼まれる場合には強く助けてもよい」という掟があるからです。なぜならば、頼むためには問題を認識しなければならず、問題を認識することでその魂は一歩先へ進むことになるからです。魂が真に気付いていくためにも勝手に助けてはならないという掟があることにもなります。勝手に助けてしまうと、問題の認識さえもしないからです。

「光をその魂が実践しない限り、その魂は助けてはならない」「それを頼まれる場合には強く助けてもよい」という、この二つの掟は非常に大事ですから、その意味を理解した上で、よく覚えておいて下さい。彼らはいつも我々を助けたいのです。しかし、彼らには掟があるが故に今の人類は非常に助けづらいのです。ですから、これらの掟を認識することは非常に大事です。

また、神様・天使・パワーアニマルのどの存在に祈るかということについてですが、最も無難な方法は漠然と「神様」に祈ることです。この「神様」とは「この宇宙を作った方」という意味です。これは本当に大事な事ですが、決して何らかの宗教を挟んだ意味での神様をイメージしないで下さい。少しでも宗教のイメージを挟んでしまうのであれば、本当の宇宙の創造神である「神様」に届かなくなる可能性が高いからです。どうか、漠然と「神様」に祈って下さい。

また、何らかの神様や天使と繋がっている方はその方に祈って下さい。「繋がりがある」ということの意味は「縁がある」ということであって、その縁が使えるからこそあなたが送る気は全てその方に届くことになるからです。また、縁があるからこそ、繋がっている神様や天使がそこで手に入れた気を使う時も非常に使いやすくなります。

縁について
http://junashikari.com/energy/縁について/

ですから、当然繋がっているパワーアニマルに祈ることも大変有効です。何故ならば、皆様の全ては何らかのパワーアニマルと繋がっており、皆様は彼らとの縁があるからです。もし龍や鳳凰と繋がっている方は漠然と神様に祈るより、龍や鳳凰に祈った方がいいです。また、自分がどのようなパワーアニマルと繋がっているか知らない方は「私を守り導いて下さっているパワーアニマルよ、・・・」という形で祈って頂ければ結構です。

パワーアニマルについて
http://junashikari.com/energy/血液型・星座・パワーアニマルについて/

祈りとは気を送る行為であって、神々・天使・パワーアニマルはその気を使って我々を守り導きます。ですから当然、祈りによって送る気が大きければ大きい程、彼らはより大きな気を受け取ることができ、より大きな奇跡を起こす事ができます。ですから、祈りは全力で行なって下さい。静かに行儀良く行なう必要などなく、決死の覚悟で行なって下さい。

初期の段階においては目を閉じ、手を合わせて祈って下さい。手とは気の出し入れをする部分であり、手を合わせるならば、円の形で気が回り始めます。そして、円とは「愛」の図形です。ですから手を合わせる時はできるだけ円ができるような形にして下さい。一般の手の合わせ方は手と胸の距離が近過ぎます。

ありとあらゆる姿勢やポーズには意味があります。何故ならば、身体に流れる気の関係性が姿勢やポーズを通して変化するからです。自分が何を行なっているか、ということに合わせて姿勢やポーズは使い分けるべきです。その中でも手を合わせるという行為はとても大事な行為になります。

祈りに慣れてくれば、手を合わせなくてもできるようになります。大事なことは光の気をどれだけ送っているかどうか、という点です。ですから、必ずしも手を合わせる必要などなく、それぞれ御自身の中で最も良い祈り方を見つけて下さい。我々の身体は皆違いますから、我々それぞれのベストの祈り方とは違って当然です。

私は手を合わせて祈る時もありますが、チャンネリングをしてほぼ踊っているような状態で祈ることがほとんどです。決死の覚悟で他の魂のために全力で神々や天使やパワーアニマルに気を送ろうとすると、自然とこういった形になります。この場合のチャンネリングは気を送りやすくするためのチャンネリングです。

そもそも霊能力者はチャンネリングをする人々のことであって、チャンネリングをしている間、霊能力者はずっと祈り続けることとなります。ですから、チャンネリングをしながら祈ることなど霊能力者としては極めて普通のことです。霊能力者の方はチャンネリングをしながら祈ることもあり得るということはよく覚えておいて下さい。しかし、そこで自分の身体に宿って下さっている方と祈りの対象は異なる必要があります。例えば、御自身の繋がっているパワーアニマルとチャンネリングをしながら、御自身が繋がっている神様に祈るような形です。

チャンネリングについて
http://junashikari.com/修行について/チャンネリングについて/

人間はいつも型を決めたがりますが、それは間違っています。大事なことは何のために何をやっているか、ということを真に認識した上でベストを尽くす事です。ベストの祈りをしようと試みる中で身体が動き始めたのならばそれでいいのです。

また、何かを頼む祈りだけでなく、感謝の祈りも非常に大切です。なぜならば、感謝の祈りとは頼む祈りと比べて極めて純粋な光の行為だからです。我々は日々与えられているからこそ、こうやって生きていられています。

どうか毎晩寝る前に祈って下さい。それで様々なことは良くなっていきます。何故ならば、全ての原因は気であって、祈りは我々を闇の気から守り、光の気をもたらすからです。

祈りとはこの宇宙で最も大事な行為です。祈りの意味と重要性を忘れたのが今の人類であって、だからこそありとあらゆる問題が生じています。諸悪の根源は正しい祈り方を忘れたことです。どうか、祈りについてここで理解し、実践していって下さい。