何故髪はあるのでしょうか?色々なことに素朴な疑問を持つことは非常に大事です。ここでは、「何故髪があるのか?」ということについて話します。

我々の脳は闇の気を蓄えがちな場所です。なぜならば、我々は物を考える時にいつも心臓にある魂が神経を使って脳にアクセスして物を考えており、我々は本当に朝から晩まで脳を使っているからです。何かを考えるという行為は非常にストレスを作りやすい行為です。

ストレスと言うと非常に漠然としていますが、ストレスとは闇の気のことです。そのことについてはこちらを参照下さい。

身体と気について

http://junashikari.com/energy/身体と気(エネルギー)について/

心臓に闇の気を貯めることは心肺停止のリスクがあり非常に危険ですから、我々の身体は考えることによって生まれる闇の気を心臓から遠い脳に貯めるようにしています。逆に言うと、心臓からできるだけ離れた場所に闇の気を貯めたかったが故に、脳は心臓から遠い頭のてっぺんにあります。ですから、脳は非常に闇の気が溜まりやすい場所です。ちなみに、心筋梗塞の原因は心臓に溜まる闇の気です。このことは大事ですから別で書きます。

脳に溜まりがちな闇の気の問題を解決するために髪があります。髪とは脳に溜まってしまった闇の気を移すための場所です。もちろん、物理的な接触から守るために髪があるとも言えますが、もし本当にそのためだけであったのなら、もっと頭を守るためにいい構造、例えばクッション性を持った何かなどでもよかったはずです。しかし、そういった形ではないのは、髪とは本質的に闇の気を貯めるための場所であるからです。脳に闇の気が溜まると、その闇の気に影響を受け、思考や感情がどんどん悪くなってしまいますが、闇の気を脳から髪に移すことによってそのリスクを回避しています。

ちなみに、髪があっても現代人の多くは脳に闇の気が溜まってしまっています。髪だけではもはやその問題を解決し切れない程闇が溜まっているからです。また、全然浄化を行なっていないからです。とは言っても、我々は髪に随分と助けられて生きています。

また、髪とは脳からの気を貯めるだけではありません。外界からの気を受け取り、貯めることにも使われています。ですから、女性の方は分かるかもしれませんが、髪を結んでいる時と髪をほどいている時の感情の動き方は少し異なります。髪をほどいている時は外界の気をより受け取りやすくなり、髪を結んでいる時は外界の気を感じにくくなるからです。例えば、もし外界に闇の気が満ちている場所において髪をほどくならば、感情は闇の方に寄りやすくなります。そういった観点から髪を結ぶかほどくかを是非考えてみて下さい。

その方にとってベストの髪の長さというものはあります。それはどれだけの気を外界から受け取ることが好ましいのか、ということに依ります。例えば私は一生髪を伸ばし続けるつもりですが、それは外界からの気を摂取しやすいようにしておくためです。極端な話、自分の髪が自分の身長程に達し、体積もかなり稼げた場合、人間二人分の気を摂取できることになります。儀式中などは神々の気が大量に来ますから、その時にできるだけ多くの神々からの気を摂取するために伸ばし続ける形になります。逆に儀式ではない日常においては闇の気を摂取しないために髪を結ばざるを得ません。シャーマン系の方は必ず自分のベストの髪の長さも知っておいて下さい。人によっては一切外界からの影響を受けないために坊主が好ましかったりします。お坊さんが基本的に坊主なのは自分の気に集中するためです。本来はそういった意味がありました。

また、髪の色も重要になります。分かりやすい例だと、例えば髪を金髪にすると金の気がより摂取されることになります。金の気をよく摂取すると愛が強くなります。なぜならば、金の気とは愛の感情を作るからです。色というのはそういった力があります(色についてはまた別で書きます)。逆に言うと、生まれた時から金髪の方というのは金の気をより多く摂取すべきであるからこそ金髪で生まれています。

髪について長さや色よりもはるかに大事なことは、毎日洗うということです。髪は気を貯めるためにあるのですから、もし洗わなければ闇の気が溜まることになります。水というものは本当に有り難いもので、気を洗い流すことも行なっています(水については別で書きます)。ですから、洗うと髪に溜まった気はかなり抜け、また新しく様々な気を入れることができるようになります。

皆様の多くは寝る前に髪を洗っていると思いますが、できれば朝も洗って下さい。何故ならば、睡眠とは浄化のためにあり、朝は我々の身体の表面に多くの闇の気が付着しているからです。髪にも多くの闇の気が入ってしまっています。ですから、一日のスタートをいい形にするためにも朝はシャワーを浴びるべきです。シャンプーのやりすぎも問題ですから、朝は水で洗うだけで結構です。ちなみに、髪を洗ったからといって、髪の気は完璧に無くなるわけではありません。

ストレスが多いと頭が禿げますが、その原因は闇の気を吸い過ぎた髪が止むを得ず抜けるという現象です。髪に闇の気が溜まり過ぎると、脳から闇の気を抜くどころか髪から脳へ闇の気を送ることに繋がります。その現象を止めるために、髪を抜くという判断を体は行ないます。また、頭が禿げることのもう一つの理由は「太陽を見なさい」ということです。太陽を見るために、目に太陽光線を入れるために髪は邪魔にもなります。目は非常に気を摂取しやすい器官ですから、太陽を見るという行為は非常にストレス対策には有効です。禿げることとはその邪魔を作らないためでもあります。とにかく、禿げたくない方は朝晩ちゃんと髪を洗って下さい。それで闇の気が髪に溜まり過ぎることを回避できます。

また、失恋をした時に髪を切るという行為は非常に正しい行為です。長い時間をかけて髪は伸びますが、今ある髪というものには今までの自分が作ってきた様々な気が残っているからです。ですから、好きだった相手への思いなどが髪には宿っています。もしその相手のことを忘れたいのだったら髪は切るべきです。それで新たな気持ちになりやすくなります。

気のことを理解し、自分がどのように人生を歩みたいかを考え、それに応じて色々なものを整えていくべきです。髪はその大きな要素の一つになります。

ちなみに、髪に関連した話ですが、どうして眉毛やまつ毛があるかというと、目というものは我々の意識が非常に集中する部分であり、そうであるからこそ目もまた脳同様、闇の気が溜まりやすい場所だからです。目に溜まるその闇の気を眉毛やまつ毛に我々は移しています。ですから、女性の皆様はあまり眉毛を抜き過ぎないで下さい。眉毛は非常に大事です。

他の毛のことについてはまた別で書きます。以上、髪についてでした。