ここでは、「霊感」について書いていきたいと思います。
 

【「霊感」とは何か】

「霊感」というと何か特別なものと思われる方は多いと思いますが、実際は全く特別なものではなく、「霊感」とは「気」に対する感度の高さのことです。そして、人間は皆「気」を感じながら、受け取りながら生きているので、皆「霊感」を持っていると言えます。

例えば、太陽を浴びていて「心」が動かない人はいないと思いますが、これは太陽からの「火の気」を受け取ることによって、我々の「心」が変化しているからです。ですから、我々人間は皆「気」を感じながら、受け取りながら生きています。つまり、我々人間は皆「霊感」を持っています。

一般に「霊感」と言うと、霊が見える能力といった捉え方をする方も多いと思いますが、そういった考え方は間違った「霊感」の定義になります。実際は「霊感」という言葉よりも「気感」という言葉の方が、この言葉の本質を捉えています。かつての人間は、「気」を操っているのが神々や悪魔といった「霊」的存在であることを理解していたので、そういった「霊」的存在を「感」じる力という意味を込めて「霊感」という言葉を作った形になります。

「霊感」が高いと、様々なものから「気」を感じやすく、受け取りやすくなります。それは「光の気」に対しても、「闇の気」に対しても、平等に感度が上がります。

例えば、「霊感」が高いと電車に乗った時に「気持ち・気分」が悪くなりやすくなります。何故ならば、電車はかなり「闇の気」が溜まっていて、そういった「闇の気」を受け取ることによって「気持ち・気分」が悪くなってしまうからです。また、「霊感」が高いと、太陽を浴びていたりするだけで「気持ち・気分」がとても良くなります。何故ならば、太陽からの「火の気」を普通の人よりも受け取るからです。このような形で、「霊感」が高いと、「光」と「闇」の両方を強く感じることに繋がります。

また、「霊感」とは我々の身体が持っている1つの要素です。「霊感」は魂によって決まっているのではなく、身体の方で調整可能なものであると理解して頂ければ、と思います。物体には「気」が宿ることができ、我々は自分自身に様々な「気」を宿すために身体を持っています。そして、そういった身体の「気」に対する感度の高さが「霊感」という言葉の意味です。


【「霊感」の高さはどのようにして決まるのか】

では、どのようにして我々の「霊感」の高さは決まるかというと、基本的には神々が我々の「霊感」の高さを調整している形になります。神々としては、人間に「光の気」を多く受け取ってもらうために「霊感」を上げたいと思っています。何故ならば、「光の気」をその人が多く受け取れば、その人も「幸せ」にしやすくなりますし、その人の言動に関与することで、その人の周りの人も「幸せ」にしやすくなるからです。

しかし、「霊感」を上げると「闇の気」も受け取りやすくなるが故に、その人が「闇」に堕ちてしまう可能性も上がります。神々はその人とその人の周りの人を「幸せ」にしたいという気持ちと、その人を「闇」に堕としたくないという気持ちの葛藤の中で、その人の「霊感」を決定しています。

我々人間が「闇の気」を受け取らないように心掛けるのであれば、神々は我々の「霊感」を上げます。そうすれば、我々人間は神々とより働きやすくなり、自分自身も自分の周りの人も「幸せ」にしていきやすくなります。

そして、我々が「闇の気」を受け取らないようにするためには、様々な知識を持つ必要があります。例えば、「闇の気持ち」を持つと「闇の気」を受け取ってしまうことに繋がるということや、お酒やタバコや「欲望」の性行為が「闇の気」の摂取に繋がることを知らなければなりません。その上で、「闇の気持ち」を持たないように努力し、「闇の気」の摂取行為を行なわないように努力する必要があります。また、自然は「光の気」に満ちているので、自然の中で生きることを実践し始めることも有効です。そういった形で「闇」と縁を切り、「光」を貫くということを心に本当に決められたのであれば、神々は我々の「霊感」を上げます。

「霊感」が上がれば神々と働きやすくなるということは、どんな立場の方においても言えることです。「気」は「気持ち・気分」と「思考・アイデア」の原因だからです。このことについては、詳しくはこれらの文章を読んで頂けると幸いです。

http://junashikari.com/energy/「気」と「心」の関係性1(外界の「気」)/
http://junashikari.com/energy/「気」と「心」の関係性2(身体の「気」)/​
http://junashikari.com/energy/「気」と「心」の関係性3(魂の「気」)/​
http://junashikari.com/energy/「気」と「アイデア」の関係性1/​
http://junashikari.com/energy/「気」と「アイデア」の関係性2/​
http://junashikari.com/energy/「気」と「アイデア」の関係性3/​

芸術家の方の場合は、作品に関する「アイデア」がより浮かびやすくなり、作品制作をしているときの「やる気」も支えられ、生まれてくる作品はより「光」の価値を持ったものになります。ビジネスマンの方の場合は本当にこの社会にとって必要なビジネスの「アイデア」がより浮かびやすくなり、それを実践する「やる気」を支えられます。

現代を生きる我々が神々と共に生きることができなくなった大きな理由は、我々の多くが「光(相手のため)」ではなく「闇(自分のため)」を選んで生きているからです。「闇」を選ぶと、知らず知らずの内に悪魔の「闇の気」と共に生きるようになります。何故ならば、「闇の気持ち」を抱いて生きていると悪魔の「闇の気」を受け取りながら生きていくことに繋がるからです。

神々としては、我々がこのように「闇」を選んでしまっているからこそ、「霊感」を上げることができない状況があります。そして、多くの人の「霊感」を上げられないが故に、神々が人間に「気」で関与しづらい状態があります。このことが、我々が神々と共に生きていくことができていないもう1つの大きな理由です。

人間と神々は今このような状況にあることを理解して頂き、「霊感」を神々が上げることができるように、「気」に関する様々な知識を得て頂き、その上で「闇」を選ばず「光」を貫くように生きて頂ければ、と思います。そのように生き始めると自分の「霊感」を神々が上げていくことを感じていくはずです。

実際、私と強く関わって「気」の成り立ちなどを理解していった仲間は「霊感」が上がっています。それは私が何か「霊感」を上げるための儀式などをしたわけではなくて、彼らは普通に生きている中で、神々によって「霊感」を上げられた形になります。このような形で、本当に「光(誰かのため)」に生きようとし、「気」の成り立ちを理解した人には自然に起こるものです。

そういう意味で、このホームページは神々が人間の「霊感」を上げやすくするために作成し、日々内容を向上させているとも言えます。我々人間は「気」のことをかなり忘れてしまいました。だからこそ、「気」の成り立ちを書く必要があります。そして、「気」の成り立ちを理論書のように書くだけではなくて、具体的にどのようにしたら「光の気」を受け取り、どのようにしたら「闇の気」を受け取らないようにできるのかということについて書く必要があります。

そういった知識を得て頂いた上で、本当に「誰かのため」に生きたいと思っている人に関しては神々は霊感を上げます。逆に、このホームページで知識を得て頂いても「誰かのため」に生きたいと思わない人に関しては、神々は「霊感」を上げることはないです。

そして、「誰かのため」に生きたいと思っている人は「霊感」が上がると、より神々と共に働きやすくなるので、非常にいい影響が出始めます。そういった形で神々と共に生きていく人達を増やしていくためにも、このホームページを作成していると理解して頂けると幸いです。
 

【「霊感」を上げることの価値】

我々人間は神々や悪魔と異なり全知全能ではありません。我々人間は1つの時間に1つの認識しか持てませんが、神々や悪魔は1つの時間に膨大な認識を持っています。例えば、太陽神様の場合、地球上の全てをいつも見ています。

そして、本当に「光」を実践しようと思うと、我々人間の持っている認識だけでは全然足りないことに気が付きます。だからこそ、人間は神々と手を組む必要があります。

神々はこの世界の全てが見えているので、どこにどういった問題があるのかも、我々一人一人の魂の個性も、我々一人一人の周りの人々がどういう状況であるのかも全てが見えています。だからこそ、神々は適切な判断が行なえます。

例えば、神々は全知全能なので、どのような音楽がどのようにそれぞれの人の心を動かすのか、歌手の持っている声帯がどのような歌を歌うのかに向いているのか、どのような音楽がこの時代に必要なのかを全て知っているので、その歌手にとってベストの歌詞や作曲の「アイデア」を授けます。例えば、桑田佳祐などはこのようなことを太陽神様と共に行なってきました。

また、例えば、ある男性が運命の人をデートに誘う時に、神々は適切なタイミングでその相手の女性をデートに誘うことをその男性に促します。この時にどのように神々は我々を支えるかというと、その運命の女性の「心」の状態が最もいい時に、その男性の「心」に「よし、今日メールを送ってみよう!」という「気持ち・気分」を起こしたりします。相手の女性の「心」の状態がいい時の方が、こういった誘いはうまくいくからこそ、神々はこういった形で我々をいつも支えています。逆に言うと、悪魔の「闇の気」と共に生きると、最悪なタイミングの時に「よし、今日メールを送ってみよう!」と思ったりします。

我々の日常はこういったことの積み重ねであって、我々が気付いていないところで随分我々は神々に支えられています。そういった神々の支えを受け取りやすくするためにも、「闇の気」と共に生きず、「光の気」と共に生きる必要があります。そして、「光の気」を受け取りやすくするために「霊感」を上げた方が良く、神々が我々の「霊感」を上げることがしやすくなるように、「闇」と縁を切り、「光」を貫くように生きていって頂ければ、と思います。


【「霊感」を上げることについての神々の葛藤と苦悩】

神々としては、地球に生きる全ての命が我が子です。皆さんの一人一人を我が子のように神々は見つめています。そして、神々はとてつもない「愛」の持ち主なので、我が子を支えたいと強く思っています。しかし、「霊感」を上げられないが故に、強く支えることができていない現状があります。神々からすると、我が子が苦しむ様子を全て見ながら、自分が何もできないでいるということは本当に大きな苦悩です。

このことを分かりやすく例えると、神々は拷問にかけられている我が子をなす術もなく見ている親のようなものです。神々からすると、悪魔によって苦しめられている人間は、拷問にかけられている我が子であって、その人間が「闇」を選んでいる限り(「闇の気」と共に生きる限り)、神々は何もできないからです。

神々はこのような苦悩と闘いながら「光」を実践している魂達であって、「愛」が大きいからこそ、苦悩も大きいです。現代を生きる我々は、「闇」を選んでしまっているからこそ、このような形でかなり神々を苦しめてしまっています。

そういった神々の苦悩を少しでも緩和するためにも、神々が我々人間の「霊感」を上げることができるように、我々人間もベストを尽くす必要があります。そして、もし神々が御自身の「霊感」を上げたのであれば、そのことを神々に後悔させないためにも「闇」に堕ちずに「光」を貫くことを全力で行なう必要があります。

「霊感」を上げることは神々にとって、1つの勝負です。「霊感」を上げるとその人間は悪魔の「闇の気」も受け取りやすくなります。もし、「霊感」を上げたことによって、悪魔の「闇の気」を受け取りやすくなり、そのことによって、その人間が「闇」に堕ちてしまうのであれば、「霊感」を上げたことは神々のミスとなってしまいます。もちろん、その人間が「闇」を選んだことは、その人間の過ちでもあるのですが、神々は自分自身のミスとして解釈します。何故ならば、そのように解釈した方が神々自身が成長し、次に活かすことができるからです。だからこそ、神々はそのミスをずっと抱えて生きていくことになります。これも我々人間が神々にもたらしている苦悩の1つです。

「霊感」を上げることについて、神々が抱える葛藤には、このような全体像があることも知って頂けると幸いです。我々人間が神々にどのような苦悩をもたらしているのかを知れば、我々人間は神々のためにも「光」を実践しようと思えるからです。

「光」は「相手のため」の立場であって、お互いに「相手のため」に生きるのであれば、「支え合い」という現象が生まれます。そういった「支え合い」を人間と神々の間で行なうことが出来たのであれば、強い「光」が生まれます。