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芦刈純。シャーマン、アーティスト(音楽家・映像作家)、学者(心理学・哲学・気学・芸術学・宗教学・神学)、修行者。

長年に渡って世界中を旅し、各国で精神修行などを経験しながら、人間の心の成り立ちやこの世の構造を分析してきましたが、現在は日本国内の山々で修行と研究に励んでいます。また、以下の一分半の映像に自分の生き方の基本的方向性は表現されていると思います。

 


このホームページには、我々人間が生きていく上で本来知っておくべき様々な重要な事柄について書いています。最新の投稿は以下から御覧になることができます。

http://junashikari.com/blog/

このホームページに書いている内容は、我々の「心」に関することです。「心理学」とは「心の理を学ぶ」と書きますが、「理」とは「法則」のことです。ですので、「心理学」とは「心の理(法則)を学ぶこと」です。そういった「心の理」に関することから、我々の「心」に影響を与えている様々なものまで、幅広いテーマについて解説しています。右のカテゴリーから、様々なテーマに飛ぶことができます。

最も大事なことは右のカテゴリーの『心の成り立ち(入門)』というところに整理しておりますので、そこから読んで頂けると幸いです。「心の理」に関して、まず最初に理解すべきことは基本的な「気持ち」の本質であって、次に理解すべき「心の理」が基本的な「気持ち」の流れです。

例えば、「愛」は「相手を大事に思う心」ですが、そういった「相手を大事に思う心」が相手のことを「思いやる」ことを目指す「優しさ」に繋がっていくことはよくあります。また、「欲」は「何かを欲しがる心」ですが、そういう「欲望」が満たされないことで、その状況に対する「嫌悪」に繋がっていくことはよくあります。

こういったことを理解することが、例えば、「幸せ」への「気持ち」の流れや「不幸」への「気持ち」の流れを理解することにも繋がっていくので、「幸せ」になりたい方や誰かを「幸せ」にしたい方は事前に「気持ち」の流れを理解しておいた方がいいです。

「気持ち」の本質と流れを学ぶことの次に理解すべき大事なことは、「気」の本質です。そして、「気」のことを理解する上でとても参考になるのが日本語です。例えば、「気持ち」という言葉は「気」を「持つ」と書きますが、この言葉は、我々が「気」を「持つ」ことによって、「気持ち」を抱いているという「心の理」を見事に説明している言葉です。

例えば、空気の悪い電車に乗ると「気持ち」が悪いのに対して、大自然の中は「気持ち」が良いですが、これは空気中に含まれる「気」の違いによって、起こる「心」の動きの違いです。我々は絶えず「呼吸」をしているので、外界の「気」から絶えず影響を受けながら生きています。こういったことが分かってくると、「換気」の重要性が分かってきます。

心と体はとても密接な関係にあるものです。例えば、「病気」という言葉が何故「病の気」と書くかというと、昔の日本人は「病の気」を体に抱え込むことで「病気」は生じるということを、よく知っていたからです。つまり、我々人間は「悪い気持ち」を抱くことで、「悪い気(病の気)」を「持ち」、その「悪い気(病の気)」が「病気」となります。だからこそ、「ストレス(悪い気持ち)」を抱え続けると「病気」が生まれます。

それに対して、「元気」という言葉は「元の気」と書きますが、この言葉は「根源(元)の気」を体に抱えることで、人は「元気」になるという考え方を意味しています。そして、「根源(元)の気」を地球に降り注いでいるのは太陽です。だからこそ、太陽を浴びていると、人は「元気」になります。こういう構造が分かってくると、病気を患うことを防ぎやすくなります。

こういった形で、言葉には我々日本人が忘れてしまっている「心」に関する様々な「真実」が書かれています。我々日本人が大事なことを忘れてしまっても、言葉の中には「真実」が残されているとも言えます。だからこそ、まず最初に我々が学ぶべきことは、言葉が持っている本来の意味です。

「言葉」が「言の葉」と書くのは、まるで「葉」のように、「言葉」は「こと(事)」を「分ける」力を持っているからです。そして、「物事」を「分ける」ことによって、我々は「物事」を「分かる」ことができます。例えば、「愛」と「欲」という「言葉」があるからこそ、我々は「愛」と「欲」を「分ける」=「分かる」ことができ、「愛」と「欲」の「本質」を「分かる」ことがしやすくなります。整理すると、「分かる」ことは「分ける」ことであって、「分ける」ことを可能にする存在が「言葉」です。

「気」のことを学ぶと書くと、とても難しいことのように思われる方もいると思いますが、これは「気持ち」のことを学ぶこととほぼ同じことです。そう考えると、特別なことを学ぶわけでもないということを理解して頂けると思います。そして、我々に「気持ち」のことを強く教えてくれるのが、歌や映画といった、様々な作品です。

例えば、宮崎駿は作品の中で登場する様々な登場人物を通して、我々は「気持ち」の本質を学ぶこともできれば、どのような精神性が素晴らしいものなのかを学ぶこともできます。また、桑田佳祐は歌を通して、様々な「元気」の在り方、「元気」へ通じる様々な考え方など、我々に「元気」の本質や「元気」へ続く「心の流れ」などを教えてくれています。

つまり、素晴らしい表現者達は、我々の「心」を正しい方向へ導くための道具を数多く残してくれています。しかし、現代は消費の時代なので、どんなに素晴らしいものがこの世に生まれてきたとしても、一年経つと忘れ去られてしまう傾向にあります。そういった方向ではなくて、今までに生み出されてきた素晴らしい作品や、これから生まれてくる素晴らしい作品をもっと大切にしながら、我々がそれらの作品から大事なことを学ぼうとし始めるのであれば、その学びを通して、我々はもっといい形で生きていくことができるようになりますし、そういったことの積み重ねの中で、日本社会はもっと良くなっていくことができます。だからこそ、このホームページでは、重要な作品を多く解説していきます。

我々人間は何をする時であっても「心」を使っています。逆に言うと、我々の全ての行動の原因は「心」です。そして、この世界は様々な人間の行動によって日々変化しています。だからこそ、我々人間が「心」をもっと素晴らしい形で使っていくことができれば、この世界は素晴らしい形へ変わっていきます。そして、「心」をいい形で使っていくために大事なことは、「心の理を学ぶこと(心理学)」です。

私は「心の理を学ぶこと(心理学)」と、そういう学びを他者に伝えることに人生をかけています。何故人生をかけられるかというと、正しい「心理学(心の理を学ぶこと)」は、この世界をより良くする力を持っていることを信じているからです。逆に言うと、現代という時代は、「心の理」を忘れてしまっているが故に、うつ病になってしまったり、「幸せ」に生きていくことができない人がとても多い時代です。そういった現状を変え、正しい方向へ我々が向かうために、「心の理」を研究し、それを人々に伝えたいと思っていますので、このホームページを御活用頂けると幸いです。

大変長くなりましたが、皆様の人生をより豊かなものにするためにこのホームページが活用されることを切に願っています。


                                             芦刈純