ここでは安室奈美恵について解説していきます。

安室奈美恵は非常に重要な日本人歌手で、彼女の人生は神話のような意味さえも持っています。しかしながら、彼女の持っているそういう意味合いを、安室奈美恵本人も含めて、我々日本人は知りません。

もし、我々日本人が彼女の持っている意味合いを理解することができれば、そのことを通して、大事な様々な真実を理解することができます。そういう理解を促すためにも、このページで解説をしていきます。
 

【心理学的分析:安室奈美恵が表現してきた精神性】

デビュー当時より引退に至るまで、安室奈美恵がよく表現してきた心は「闘いの心」です。「闘いの心」とは「愛」が故に大事な相手を守ろうとする心のことで、戦士的な「愛」です。そういった「闘いの心」という「愛」を様々な角度から安室奈美恵は歌やダンスを通して表現し続けてきた形になります。

例えば、『Baby Don’t Cry』は大切に想う相手を守るために歌う「愛(闘いの心)」の精神そのものです。
 


彼女の表現してきた「闘いの心」の特徴は、「女性的」な「闘いの心」で、「美」と「かっこよさ」の両方を兼ね備えたものです。この世界には様々な精神性がありますが、「美」と「かっこよさ」の両方を表現する精神性は多くありません。逆に言うと、「美」と「かっこよさ」を両立するということは、簡単なことではありません。

世の中には「美しい」ものに惹かれる人もいれば、「かっこいい」ものに惹かれる人もいます。安室奈美恵の表現してきた精神性はその両者に届くことができる精神性だからこそ、多くの人々が魅了され、平成を象徴する歌姫として安室奈美恵は存在してきました。

安室奈美恵の表現してきた「闘いの心」は「愛」ですから、正しい精神性です。そういった正しいものに人々が魅力を感じてきたということは、人々が正しい精神性を好きになってきたということを意味します。間違った精神性を好きになれば人は「道」を誤りやすくなるのに対して、正しい精神性を好きになれば人は「道」を正しく進みやすくなります。安室奈美恵は表現を通して、そのような形で平成を生きてきた日本人の心を強く支えることを実現してきた人物になります。

平成は終わり、時代は令和となりましたが、大事なことはこれからも彼女の歌を我々日本人が聴き続けることです。そのことを通して、我々は心が正しい方向へ導かれていくことができるからです。現代は消費の時代ですが、ただ消費をするのではなくて、そのように大事に安室奈美恵の歌を聴き続けていくことが、安室奈美恵の人生をより強く肯定していくことにも繋がっていきます。
 

【神学的分析:安室奈美恵の名前の意味、繋がっている神】

それぞれの人間の意味合いは元々名前に書かれています。ですから、「安室奈美恵」という名前に安室奈美恵の持っている意味合いも書かれています。

「安室奈美恵」という名前は非常に重要な様々な意味を持っており、その最も重要な意味は「安室な見栄」という意味です。「見栄」とは「見た目」のことを意味しますが、「安室」とは金星のことを意味します。

つまり、安室奈美恵の見た目が金星神の見た目と似ているということを「安室奈美恵」という名前は意味しています。そういうことを『Hero』のPVがよく表現しています。このPVは金星を歩く金星神の姿を表現していますし、金星神が司る「金の気」もよく表現されているからです(神懸かった人々が作品を作る時、神々が徹底的に作品作りに関与しますから、こういうことが起こります)。
 

PVリンク:https://youtu.be/YJt7KRmv2bQ


どうして「安室」が金星のことを意味するかというと、金星という星の惑星記号は「♀」であって、これは「女性性(メス)」を意味する記号でもあり、「安」という漢字は「女」を内に持つ漢字だからです。そして、「安」「室」のウ冠は家を表す漢字であって、金星という星は金星神にとって、彼女のいる家だからです。

また、「室」の中の「至」という漢字は矢が地面に突き刺さった様子を意味する漢字であり、矢は「闘い」のために使われる道具です。ですから、「安室」という名字は金星神の「闘いの心」の側面を意味する名字です。

また、「奈美恵」という漢字の「美」と「恵」という漢字も金星神をよく象徴する漢字です。というのも、古代西洋世界から金星神(ヴィーナス)は「美」と「愛」の神として信仰されてきた神で、「恵」という漢字は「愛し(めぐし)」から来ている言葉だからです。つまり、「奈美恵」の「美恵」という漢字は金星神の二つの特徴である「美」と「愛」をよく象徴しています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ウェヌス

また、「奈美恵」の「奈」という漢字は神事で使われる果樹のことを意味する文字で、安室奈美恵が神事を司ることをよく表現している漢字です。実際、安室奈美恵のライブは金星神が安室奈美恵と共に行なっていた儀式としての意味合いを持っていました。
 


こういった名前の意味合いを理解できると、冒頭で説明した「女性的」な「闘いの心」の精神性の本当の意味は、金星神の持つ一つの「闘いの心」であることを理解できます。だからこそ、安室奈美恵を通して、我々は金星神について理解を深められます。

そういうことを実現するために地上に送り込まれたのが安室奈美恵であることを理解できれば、安室奈美恵の人生が神話の意味合いを持っているということも理解できます。神々の本質を見失っている時代に、金星神という一神のことを伝えるために安室奈美恵が生まれてきたという構造は神話と言えるものだからです。

インドのヒンドゥー教などでは、神々の化身として人間が誕生するという考え方が非常に普通の考え方としてあるのですが、そういう観点では、安室奈美恵は金星神の化身です。金星神のある側面の見た目を持ち、金星神のある側面の精神性を表現してきたからです。アーティストが何らかの表現活動をする時、強く「気合」を入れるものですが、そういった「気合」によって、強く金星神の「気」が安室奈美恵に「合」わさり、安室奈美恵の姿は金星神の姿そのものとなります。

安室奈美恵の人生が見事なのは、40歳を境に引退したことです。安室奈美恵は金星神の見た目を持って生まれてきていますが、歳を重ねていくと、金星神の見た目ではなくなっていきます。そういう意味で、金星神の見た目を持っている内に引退を決断したことが、「安室奈美恵」という名前を見事に実現している選択であって、非常に神懸かった安室奈美恵の決断だったとも言えます。この決断も含めて、彼女の人生はあまりにも神話的な意味合いが強いです。
 

【最後に】

安室奈美恵は非常に重要な歌をたくさん歌ってきました。将来的には、彼女が表現してきた、たくさんの重要な歌について、一曲ごとに解説も書いていきたいと思います。また、彼女の生きてきた人生は非常に困難なものでしたが、そういったことの意味合いも将来的に書いていきたいと思います。