ここでは、服の購入や洗濯に関して最も注意すべきことを書いていきます。

「衣食住」と言われるように、服を着ることは人間生活において、いつも身近なものです。服は我々の肌にいつも密着しています。ですから、服を着ることは誰かと手を繋ぐことと似ています。その相手の手が綺麗であれば問題ないのですが、もし汚れていれば問題となることもあります。

ですから、どのような服を購入して、どのように洗濯をするのかということはとても大事なことになります。このページを通して、服との接し方の基本についての正しい知識を手に入れて頂けると幸いです。


【服を買う時に気をつけるべきこと】

服を買う時に最重要なことは、洗える服を買うことです。服を洗わないと、着れば着るほど不衛生になりますし、「闇の気」も溜まっていくからです。水は様々な汚れや菌などに加えて、「気」を洗い流す「浄化」の力があります。だからこそ、水を使って洗うということはとても大事で、洗える服を買うことはとても大事です。

ジーンズなどに関しては、洗う人と洗わない人がいますが、ジーンズも是非毎回洗って下さい。ですから、ジーンズを買う場合は、洗うことを前提にサイズやデザインを選んで頂ければ、と思います(ノンウォッシュのジーンズは洗うと縮みます)。「ジーンズを育てる」とも言いますが色落ちなどもファッションだと考えれば、洗うことに躊躇しなくなります。また、洗剤を使わずに洗えば色落ちは防ぐことができますし、洗剤を使わなくても「闇の気」は比較的浄化されていきます。

ドライクリーニングは水で洗う洗濯に比べて「闇の気」は落ちにくいです。ですから、できるだけドライマークの服は買うべきではありません。ただ、アウターに関しては、水で洗いにくい服が多いと思いますから、洗えるアウターを買うことは難しいことも多々あると思います。


【洗えない服の対処法】

洗えない服を持っていたり、洗えない服をどうしても買わないといけない場合、どのようにしてそれらの服を「浄化」するかというと、外に干すことによって「浄化」されていきます。

太陽や風は「浄化」を行なってくれます。そういったことを太陽と風はやってくれるからこそ、我々は布団を外に干しています。厚手のアウターも布団のように外に干す習慣を付けて頂ければ、と思います。また、アウターでなくても、洗うことができない服に関しては、外に干すことによって「浄化」を行なってみて下さい。

太陽や風が「浄化」を行なってくれていることは、外干しすると、その服の臭いが消えていることからよく分かります。逆に言うと、臭いが取れるまで外干しすることが大事です。収納の中に長い間しまっておいたアウターなどを取り出すと、あまりいい匂いがしなかったりしますが、何日も外干しをし続けることによって、臭いは取れていきます。

また、靴も服のようなものですが、靴も洗えないものが多いと思います。靴は玄関に置くのではなく、ベランダなどに置いて外干しした方がいいです。

太陽や風は服を「闇の気」を「浄化」してくれるだけではなく、服に「光の気」を与えてくれます。だからこそ、乾燥機を使うケースよりも太陽の下で干した服の方がいい匂いがします。


【洗濯に関する注意点】

外に干すことは太陽と風の影響を受けるためにとても大事ですから、乾燥機を使うことよりも外に干すことの方が望ましいです。ドラム洗濯機などは洗濯・乾燥をどちらもやってくれるので便利ですが、干すことができるのであれば普通の洗濯機を使うことの方が望ましいです。

また、乾燥機自体に「闇の気」が溜まってくると、その乾燥機を使うこと自体が服に「闇の気」を宿すことに繋がります。例えば、コインランドリーなどで洗濯をすると、服が臭くなってしまうことがありますが、それはそのコインランドリーの洗濯機自体に「闇の気」が溜まっているからです。洗濯すればするほど洗濯機にも「闇の気」が溜まっていきますから、コインランドリーの洗濯機を使うことはあまりオススメしません。ですから、できるだけ自分の家に洗濯機を置き、その洗濯機を使うようにして頂ければ、と思います。

洗濯に関して重要な要素は洗濯洗剤選びです。できるだけ、洗濯後も変な臭いがしない洗濯洗剤を使うことが大事ですし、洗剤の量もできるだけ少なめにした方がいいです。洗剤は汚れを洗うことには繋がるのですが、その洗剤自体は体に良くないものばかりです。ですから、洗剤を使っても、その洗剤が服に可能な限り残らない程度の洗剤量にすることが大事です。

また、ファブリーズは除菌はしてくれるにしても、汚い物に蓋をすることに近いですし、ファブリーズ自体は体にいいものではないです。ですから、ファブリーズでごまかす前に、ちゃんと洗ったり、外に干したりすることが大切です。


【服を洗うか洗わないかの判断基準】

水は「浄化」を行なっているということを度々書きましたが、汗は体の中の「闇の気」を体の外に出すための水です。ですから、汗をかくと、その汗を吸った服に「闇の気」がいくことになります。だからこそ、汗をかいた後の服は臭い始めます。

夏場は汗が出やすい時期なので、一度着た服は全部洗う必要があります。冬場は汗が出にくい時期ですが、インナーに関しては全部洗う必要があります。目には見えなくても、体はいつも体の表面を潤すために水分を発しているからです。冬のアウターについては洗いにくいものが多いと思うので、毎回アウターは外干しすることが大事です。アウターも洗えるものに関してはできるだけ洗って下さい。

また、「闇の気」は体の方からだけではなくて、外界からも服に宿るものです。例えば、電車などは「闇の気」に満ちているからこそ、電車に乗るとあまりいい「気持ち」がしないのですが(「気」を「持つ」と書いて「気持ち」)、だからこそ、電車に乗っていると空気から服に「闇の気」が宿っていきます。ですから、電車に乗ったかどうかということは、その服を洗うべきかどうかを判断する上でとても大事な判断基準です。

このように、自分がどこにいたかによって、洗濯するかどうかが変わってきます。電車だけに限らず、会社、居酒屋、カフェといった我々にとってとても身近な空間は、「換気(気を換える)」をしないため「闇の気」が溜まりがちです。そういった空間にいた時に着ていた服は、洗濯をしたり、外干しを心がけて頂ければ、と思います。


【最後に】

こういった知識を御自身でアレンジしながら、その季節ごとのベストの洗濯・外干しサイクルを作って頂ければ、と思います。とにかく、最も大事なことは洗濯できる服を買い、ちゃんと洗濯をすることです。

オススメの服はアウトドア系の服です。アウトドア系の服はとても実用的・機能的で洗いやすいです。また、保温や速乾機能を持ったインナーなどはスーツの下などにも着ることができ、とても便利です。

ハイブランドの服などは洗濯しにくいものも多くあると思いますが、見た目よりも洗濯できるかどうかという観点をより重要視して頂ければ、と思います。「オシャレは我慢」といった悪い傾向もありますが、これは心身共に健康で生きることとは真逆の方向性です。

「我慢」という心の動きは「嫌悪」に繋がりやすいものです。そして、「嫌悪」は「愛」とは相反する気持ちです。例えば、ヒールが足に合っていなくて足が痛くなっている時、心は「嫌悪」に堕ちやすくなります。もし「嫌悪」に堕ちてしまったら、誰かに対して「愛」を抱いて親切に接することがしにくくなります。また、足が痛いことばかりに囚われてしまって、冷静な判断能力も失いやすくなり、誤った判断によって周りに迷惑をかけることにも繋がりやすくなります。ですから、オシャレのために「我慢」を選ぶことは、「愛」を選ぶこととは相反することが多いです。もっと分かりやすい話だと、洗えない服を着ていると臭くなりやすいので、その臭いによって周りに迷惑をかけ始めます。このような意味でも、「相手のため」を思うのであれば洗える服を買うことは大事です。

「気」を「持つ」と書いて「気持ち」と書くように、「気」は我々の心にいつも影響を与えています。そして、服は我々が手を繋いでいる相手のようなものなので、できるだけ服に悪い「気」を溜めずに、良い「気」に満ちている状態を保つことが大事です。そのために、ちゃんと洗い、外に干すことが大事です。

ここでは、服の購入・洗濯に関する最も基本的な知識だけを書いておきました。本当はもっと様々な話があります。例えば、ポリエステルよりも木綿の方が体にいいといった、素材に関する知識から、デザインに関する知識まで、服に関する様々なことを伝える必要があります。そういったことについては、別の機会に書きます。