匂いには気を理解するヒントがあります。なぜならば、匂いとは気そのものだからです。

科学的に、においの原因は空気中に漂う分子と言われます。その分子が鼻の粘膜に付くことによって、匂いが生じるわけです。これは正しいです。しかし「空気中の分子が鼻の粘膜に付くことによって、どうしてその匂いを感じるのか」ということはこの説明では実は何も説明されていません。ただ単純に「鼻の粘膜に付く」ということに過ぎないからです。

我々は鼻の粘膜に付いた分子そのものの一体どのような性質を嗅いでいるのでしょうか?その答えが気になります。つまり、我々は鼻の粘膜に付いた分子の気を匂いとして感じているのです。その証拠に、科学的に同じ分子が鼻の粘膜に付いても我々は違う匂いを嗅ぎます。科学的に測ることができるものを我々は嗅いでいるわけではないのです。我々が嗅いでいるのは気そのものです。(万物は気を持っているといつも言っていますが、全ての原子は気を帯びています。)

ですから、鼻というものは非常に頼れる存在です。感じる能力を失った我々でも未だに気をしっかりと感じることができる器官であるからです。本質的に良いもの=光の気を多く含むもの、本質的に悪いもの=闇の気を多く含むものを鼻を使えば嗅ぎ分けることができます。

また判断も単純です。臭いのは闇の気であり、いい匂いは光の気です。ですから当たり前ですが、いい匂いのするものは食べてもよく、逆に臭いものは食べてはいけません。あと臭い場所に留まるのは避けるべきです。闇の気を吸うからです。

しかし、ハーブは例外です。いい臭いのようなものをさせる闇の種の植物は結構あります。霊感が高い人はそれを嗅ぎ分けることができます。いい臭いのようなのですが、本質的には毒の気を発している植物はかなりあります。

そして、ハーブティーという形で現代人はそういった毒を喜んで飲んでいます。ハーブティーには本当に気を付けて下さい。ドクダミ茶なんてもってのほかです。それらは飲まない方がベターです。ちなみに、ハーブについてはいつか一覧を作ります。

また霊や悪魔を臭う人もいます。霊や悪魔がいる時は何か腐った卵の臭いのようなものがします。なぜならば、霊や悪魔は闇の気によって構成されている魂だからです(魂は気の塊です)。他人に確認した上で自分だけが何かを臭っている場合はそういうことだと理解して下さい。結構そういうことはあるのですが、他の人もその臭さを感じていると思いがちです。確認を取るとはっきりします。念のために申し上げますが、霊や悪魔がいるからといって必ずしも臭いを感じるとは限りません。

また、こういったことから少し考えれば分かってもらえると思いますが、トイレで読書をすることなどあり得ません。トイレ飯などもっての他です。なぜならば、排泄物は臭いことから明らかなように闇の気に満ちています。ですからトイレのような場所は当然闇の気が溜まっており、そのような場所はできるだけ滞在時間を短くすべきです。トイレで考え事などしても悪い発想ばかりです。

トイレを好む方は闇が多い証拠です。闇の多い人は闇の多い場所を好みます。該当する方は生き方を改めて下さい。トイレに雑誌を読んでいる方は今すぐ捨てましょう。物は気を吸いますから、トイレに置いているものには闇の気が溜まってしまっています。

今回は嗅覚についてでしたが、五感というものはただ物理的に何かを感じるだけでなく、気を感じるための器官でもあります。視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚、それら全てを通して我々は気を感じることができ、既に感じています。「第六感」という言葉がありますが、それは五感に既に含まれています。

シャーマン系の方はもれなくこの5つの感覚を鍛えていって下さい。そうでない方も自分がどの感覚で一番気を感じられるかを知ることは非常に大事です。御自身の中で頼れる能力がどこにあるのかを知ることになるからです。

この五感の中でも最も気を感じているのが嗅覚になります。なぜならば、匂いとは気そのものであるからです。我々は皆気を感じながら生きています。

気(エネルギー)をどうかあなたの日常から遠いものだと思わないで下さい。我々は常に気を感じています。