ここでは、宇宙全体の成り立ちについて解説していきたいと思います。太陽系単位の成り立ちから、徐々に大きな単位の成り立ちに説明を移していきます。
 

【地球と太陽系の関係性】

地球は太陽系に存在し、太陽系は地球に「気」を送るためのシステムです。物体には「気」が宿るので、星程の巨大な物体には大量の「気」が宿っています。そして、「気」には微妙に重さがり、重さがあるものは重力によって引き合うので、それぞれの星は重力によって地球に「気」を送っています。また、光にも「気」は宿るので、太陽は重力だけではなくて、光によってもそれぞれの惑星に「気」を与えています。

科学の分野でも「ダークマター(暗黒物質)」という呼び名で、観測不能ではあるが重さがある物質が宇宙には大量に存在するということが長年に渡って言われてきましたが、この「ダークマター(暗黒物質)」が「気」のことです。

太陽系の構造については以下に詳しく書いています。このリンクの文章がこのページの内容の意味を理解する上で前提となる知識ですので、こちらの文章から読んで頂けると幸いです。読んで頂ければ、どのように星同士が「気」で影響を与え合っているのかということについて、理解して頂けると思います。

http://junashikari.com/energy/「気」と太陽系の関係性/
 

【太陽系と天の川銀河の関係性】

太陽系は天の川銀河の中の一つの惑星系です。そして、太陽系における恒星(自ら光を発する星)は太陽ですが、天の川銀河の中には少なくとも2000億以上の恒星があります。そして、恒星の周りには地球のような惑星(恒星の周りを公転する星)がある星も多いので、私達のいる天の川銀河だけでもどんなに少なくとも一兆以上の星が存在すると言えます。

太陽系は天の川銀河の中で、下の写真の部分に存在します。

地上から見える天の川は、太陽系から天の川銀河全体を横から見た時に見えるものになります(下の写真)。また、我々が夜空を見た時に見ることができる星はほぼ全て、天の川銀河内の恒星です。

ただ、アンドロメダ銀河などは天の川銀河から近い銀河なので肉眼で見ることができます。下の写真の「Andromeda galaxy」がアンドロメダ銀河、「Milky Way Galaxy」が天の川銀河です。

天の川銀河の中に存在するそれぞれの恒星は巨大であって、お互いに重力で引かれ合います。だからこそ、恒星同士でお互いに「気」を送り合い、その惑星系が抱える惑星にその惑星系以外の恒星が「気」を与えています。また、光には「気」が乗るので、恒星は重力に加えて光によっても、他の星に「気」を与えています。

例えば、シリウスA星は地球から見た時に太陽の次に明るく見える恒星であって、太陽よりも大きく、太陽系にとても近く、光も強いため、太陽系に強い影響を与えている星の一つです。シリウスA星は太陽や太陽系の惑星にかなりの「気」を与えています。

星と一言で言っても大きさはかなり違います。例えば、太陽は地球の109倍の大きさであって、天の川銀河の中には太陽よりも100倍〜1000倍の大きさを持った恒星も多くあります。このことについては動画を見て頂いた方が感覚的に理解できるので、この動画を御覧になって頂けると幸いです。

光が強ければ強い程、その星が大きければ大きい程、他の星に与える「気」の量は増えます。強い光は遠くまで届き、強く光りを届けます。また、大きな星はその大きさの分だけ「気」を多く宿すことができ、質量が大きい星は重力も強いからです。ですから、太陽よりも100〜1000倍も大きい恒星は、多くの他の星にかなりの「気」を送っています。こういった形で、恒星の中にも影響度の大きさの違いがあることは知って頂けると幸いです。

天の川銀河の中で、巨大な星が小さな星に「気」で影響を与えることは、地球に太陽系のそれぞれの星が「気」を与えていることと全く同様の意味を持っています。太陽系のそれぞれの星が地球に「気」を送るのは、地球に生きる様々な命を「気」で支えるためです。そして、巨大な恒星などが他の星に「気」を送るのは、その星を「気」で支えるためです。

太陽系が地球に送る「気」の関係性を整えるために存在することと全く同様に、太陽系が属する天の川銀河は太陽系といったそれぞれの恒星・惑星系に送る「気」の関係性を整えるために存在します。そして、太陽系の惑星が太陽の周りを公転しているように、太陽系は天の川銀河を公転しています(地球は太陽の周りを一周公転するのに1年かかりますが、太陽系は銀河を一周公転するのに2億2600万年かかります)。ですから、太陽系は単純に平面的に回転しているわけではなくて、実際は螺旋運動を行なっています。

どうして回転運動をする必要があるかというと、それぞれの恒星・惑星系が他の恒星・惑星系に与える「気」の影響関係を変化させるためです。これは、太陽系のそれぞれの惑星が地球に送る「気」の量を変えるために、公転していることと同じ意味を持っています。

宇宙の中で起こっている全ての運動は必要だからこそ存在します。どうして、このように言えるかというと、太陽と月が地球から見て同じ大きさに見えるという偶然ではあり得ないことが表すように、この宇宙全体が神々によってデザインされているものだからです。だからこそ、太陽系でそれぞれの惑星が公転しているのも、銀河系でそれぞれの恒星・惑星系が公転しているのも、その運動が神々が必要だと考えたからこそ起こっているものであって、星同士が「気」で影響を与え合っているということを考えない限り、そういった必要性が見えてきません。

何故そのように神々がデザインしたのかということを考えることが、そのものの意味を考える上でいつも重要な根拠となります。例えば、鶏の頭が炎のようになっているのは、鶏が「火の気」を強く受け取りながら生きていることを示すために神々がそのように鶏の身体をデザインしたからです。

 

我々人間は、デザインが物事の意味を理解するための一つの根拠になり得るということを忘れているが故に、宇宙の構造の意味を理解することができていない状況にあります。しかし、実際はこういったデザインに、神々からの我々に対するメッセージが込められています。

また、幸いにも、重さがあるけれども科学的には測ることができない「ダークマター(暗黒物質)」という謎の物質がこの銀河系内に満ちているということを科学が明らかにしてくれているので、この「ダークマター」に関する知識は銀河系が大量の「気」で満ちているということを我々が科学的に理解する手助けとなってくれます。

現代では、月と太陽が地球から見て同じ大きさになるような現象が生まれる可能性が果てしなく低いということを物理的・数学的に計算することができます。そのことから、太陽系や宇宙全体が神々によってデザインされたということを理解することができます。その上で、どのような必要性があって神々はこの宇宙をこのような形でデザインしたのかを考えると、この宇宙が何故このような形をしているのかという理由が見えてきます。そして、そういった理由が、「この宇宙が何故存在するのか?」「私達は何のために生きているのか?」ということの答えを教えてくれます。

我々人間は様々な学問分野を分けて考えてしまい、それぞれの学問分野を繋げて考えることに違和感を感じるようになってしまっています。そのことによって真実が見えなくなってしまっていますが、それぞれの学問分野を繋げて考えることで真実は見えてきます。一般に、科学と「気」は矛盾するように思われがちですが、そうではなくて繋がっているものであることをこれらの説明から理解して頂けると幸いです。


【天の川銀河と超銀河団の関係性】

ここまでは、太陽系が属する天の川銀河の中の話をしてきましたが、宇宙には少なくとも1000億個以上の銀河があります。天の川銀河には1兆を超える星がありますが、銀河によってはそれよりもはるかに多くの星を抱えています。1000億個以上の銀河がそれぞれ1兆個程度の星を抱えていると考えると、この宇宙には膨大な数の星が存在することが理解できます。

天の川銀河が属する銀河数百〜数千個程の銀河集団のことを銀河団と言います。

そして、もっと大きな銀河集団のことを超銀河団と言います。以下の写真は超銀河団の予想図ですが、天の川銀河は赤い点の部分に相当します。

それぞれの銀河は巨大だからこそ、お互いに強い重力によって引き合い、光を与え合っているので、銀河単位でも「気」の交換は行なわれます。そして、太陽系や天の川銀河の構造と同様に、それぞれの銀河は少しずつ動いています。そのことによって、銀河同士で与え合う「気」の影響関係を変化させています。

超銀河集団を繋げると、上のような形になると言われています。宇宙の全体像は明らかになっていませんが、惑星系や多くの銀河の形から考えると、宇宙全体を膨大な数の銀河が公転運動を行なっていると考えるのは自然な流れだと思います。


【宇宙全体の大きさを感じられる動画】

ここまで宇宙全体の構造について解説を書いてきましたが、動画で理解する方が分かりやすいので、動画を2つ貼付けておきます。
 


※他の宇宙があるかどうかは定かではありません。


【こういった宇宙の構造の意味】

この宇宙全体に半端ではない数の星が存在することは宇宙の構造から明らかです。しかし、我々が地球から肉眼で見ることができる星の数は4000個程で、この宇宙に存在する星のごくごく一部しか我々は見たことがないということが言えます。

星には「気」が宿り、その星に宿る「気」はその星に宿っている魂のものです。我々が人間の身体に宿っているように、星の身体には魂が宿っています。そういった命のことを星の神々と言います(詳しくは『「気」と太陽系の関係性』の文章の中に書いています)。そういった星の神々はお互いに重力と光を通して「気」で影響関係を与え合い、お互いにお互いを支え合っています。

「気持ち・気分」という言葉が表すように「気」は「感情」の原因です。そして「気付き・思い付き」という言葉が示すように「気」は「発想・アイデア」の原因です。星の神々は地球といった星に生きる様々な命に「気」を送ることで、「感情」と「思考」に関与し、そのことで様々な命を支えています。そして、星の神々は星の神々同士でも「気」を送り合うことで、様々な支え合いを行なっています。

太陽系は地球に生きる命を支えるために特化された惑星系であって、天の川銀河は太陽系といった惑星系を支えるために特化された銀河系であって、宇宙全体は全ての銀河系を支えるためのシステムです。この宇宙全体が「気」というものを通して、お互いに支え合っています。

意識しているにしても、意識していないにしても、我々人間は人間同士でいつも「気」で影響を与え合いながら生きています。誰かと生活することも、誰かと話すことも、誰かが作ったものを食べることも、誰かと手を繋ぐことも、我々の全ての行動は「気」の交換に繋がります。

我々人間が生きながらお互いに影響を与え合っていることと同様に、星の神々はお互いに影響を与え合いながら生きています。宇宙全体からすると、太陽系はとても小さな存在です。そして、太陽系からすると我々人間はとても小さな存在です。そして、我々からすると蟻はとても小さな存在です。しかし、銀河といったこの宇宙のとてつもなく大きな存在から、蟻といったこの宇宙でとてつもなく小さな存在まで、この宇宙の全ての存在は「気」を通してお互いに支え合っています。宇宙とは、そういった支え合いのシステムです。

我々人間は「気」を操ることができる生き物ではないですが、植物は「気」を操りながらお互いに支え合うということをいつも行なっています。星の神々が「気」で様々な命を支えていることは、木々がその森に住む様々な命を支えていることと似ています。上の二枚の写真が本質的にとても似ているということを理解して頂けると幸いです。

我々が見る星の姿とは神々の姿そのものです。だからこそ、この宇宙に膨大な星が存在するということは、その数の分だけ神々が存在するということを意味しています。このことを実感を持って、我々が見ることができる星空を眺めるだけでも、我々は大きく世界認識を変えることができます。

現代を生きる我々は星に神々が宿っていることを忘れ、夜空に浮かぶ星の数々が神々の姿であり、こちらを見ているということを忘れてしまっています。だからこそ、自分は孤独だといった誤解をしてしまっています。しかし、実際は星を見るだけで星の神々と我々は必ず見つめ合っています。彼らはいつもこちらを見つめているからです。そのことを思うだけでも、自分は孤独ではないということに気付くことができるのですが、真実を知らない我々はこのようなことができずに、孤独に堕ちてしまっています。

また、我々人間は傲慢になりがちな種です。どうして我々が傲慢になりがちかというと、宇宙の成り立ちを知らないからです。宇宙の成り立ちを知らないからこそ、人間中心主義の考え方を抱きがちですし、自分達が優れていると思い込みやすいところがあります。宇宙全体の中で人間が如何に小さい存在であるのかを知り、如何に偉大な星の神々に守られているのかを知り、その中で生きている我々人間のことを意識するのであれば、我々人間はもっと謙虚になることができると思います。

宇宙に関する知識はその知識自体が重要なのではなくて、我々人間が自分達のことを知るためにとても大事です。自分のことを知るためには、自分が全体の中でどこに位置付けされるのかを知る必要がありますが、宇宙に関する知識はそういった位置付けを我々に教えてくれるからです。そして、自分自身を知るということは我々の生き方を変えます。だからこそ、この宇宙の本当の意味を知ることは、我々の生き方を変えます。どうして生き方が変わるかというと、以下のような形で「光の気持ち」を抱くことができるからです。

「向上心(水の気持ち)」を抱くためには、自分の未熟さを知る必要があります。
「元気(火の気持ち)」になる上で、共に生きている仲間がいることを知ることは大事です。
「感謝(風の気持ちの一つ)」を抱くためには、自分が支えられていることを知る必要があります。
「愛(金の気持ち)」を抱くためには、「愛」を抱く対象のことを知る必要があります。

この宇宙の成り立ちを知ることは、このようなことを知ることに繋がるので、我々が「光」へ向かっていく上でとても役立つ知識です。単純な「知識欲」や「興味」を満たすための道具としてこういった知識を使うのではなくて、「光」のためにこの知識を使って頂けると幸いです。

星の神々はいつも膨大な数の魂と向き合っています。相手と真に向き合い、その「相手のため」に自分にできる最大限の努力をすることは簡単なことではありません。しかし、星の神々は今この時間にも何億も何兆も何京もの魂と向き合い、最善を尽くしています。それは、このことを考えているあなた自身に対してもそうです。そういった星の神々の努力を想像するだけでも、我々は上の4つのような気持ちの抱き方で「光」へ向かっていくことができます。

この宇宙が支え合いのシステムであって、支え合いのためにこの宇宙がこのような形をしていることを知って頂けると幸いです。そして、この宇宙が支え合いのためのシステムであることから、我々がお互いを支え合うために生きているということを知って頂けると幸いです。