美しさにどこまでも感動できる心を持てたなら
どこまでも美しい存在と出会えた時の喜びは果てしない

その両方が実現できる時
その幸せはどこまで果てしないだろうか

とうの昔に自分の幸せは放棄したつもりなのに
時折そういう美との出会いを望んでしまう

誰かを通して何かを通して
そういう美を垣間見ることがある

その時に私の心に起こる感動は私の心を超えて
美の根源の心そのものと一体となる

その時
何故、美の根源は美を愛するのか
何故、美の根源は美を重要視するのか

私の心に起こる感動がその答えを実感として教えてくれる
その「気」に、本当の意味の美の哲学が存在する

美を重要視する背景には愛があるからこそ
愛が大きくなればなる程
美の価値は感じられるようになる

だからこそ
美の根源の感じている美の価値を人間には分かることはできない
美の根源の抱いている程の愛の大きさを我々が抱くことはできないから

しかし
人間離れした美を垣間見る時
美の根源の感じているその感動を分有する

その時、美の根源の本質を垣間見る