屋久島の定番の観光地である白谷雲水峡は数え切れぬ程来ましたが、今日は初めて霧がかった白谷雲水峡でした。

霧の含む水分は「気」を強く宿すからこそ、霧がかるとその場所の「気」の影響を強く受けるようになります。初めて霧がかった白谷雲水峡を経験することで、この場所の性質について確信を抱くことができました。

白谷雲水峡は屋久島の森の中でも「癒し」の方向性が強い場所だと思います(奉行杉コースはもう少し複雑です)。それは、白谷雲水峡に流れている白谷川の性質でもありますし、白谷雲水峡の木々達の多くが向かっている方向性でもあります。

屋久島観光に来る人達はかなりの比率で白谷雲水峡に行くと思うのですが、ほとんどの観光客に必要なものは「癒し」です。また、「癒し」の方向性は屋久島を好きになることも促すので、屋久島に来る人を増やす意味でも「癒し」の場を用意しておくことは大事です。

そのような意味で、ここの「気」が「癒し」の方向性に向かっていることは納得ですし、元々そういう方向性のある場所だったからこそ、定番観光地としての役割を与えられたのだと思います。

(2020/12/8のFacebook投稿より)