アーティストと月
2020.12.22 芸術道
世界中どこにいても我々は月からは逃げられず、毎月満月はやってきます。このことの厄介さは計り知れません。
よく書いていることですが、月は「陰の気」が膨大に宿る星だからこそ「太陰」と名付けられました。「太陽」は「大きな光」なのに対して「太陰」は「大きな闇」であり、地球はこの二つの星の大きな対立軸の中に存在しています。
満月の夜は、ちょっとした心の隙を作るだけで「邪気」が自身に侵入します。ですから、アーティストの基本として、満月付近の夜に練習やライブや制作をすることはオススメしません。ちょっとした心の隙を作るだけで、表現に月が関与しますし、演奏者もお客さんも月の「邪気」をもらいやすいからです。
逆に言うと、満月付近の夜などに練習やライブや制作を行なう時は、相当な覚悟と共に己の心を見つめながら、「邪気」に同調しないように努めなければなりません。表現者は非常に強く「気」と働いてしまう人間なので、間違った「気」と働くと、一気に「邪気」が体の中に溜まり、心や体の調子を壊します。だからこそ、月が出ている時に表現活動をせず、月が出ているような夜は早く寝てしまうということが非常に安全です。
月に対して良い印象を持つ人は少なくなく、特に女性に多いです。女性は月経による試練が毎月襲ってくるので、男性よりも月の「邪気」を吸いやすく、そういう事が影響して女性は男性よりも月が好きです。
しかし、本質的な悪に対する良い印象を抱いてしまうと、悪いものを良いものと思ってしまい、毒を毒と思わなくなります。例えば、月見をしたり、月光浴をしてしまうといった形です。月に対して良い印象を抱いてしまっている方は、以下の文章を通しても、太陽と太陰の対立軸について理解を深めて頂けると幸いです。