ハロウィンは悪魔の作った儀式です。ここでは、ハロウィンがどういう儀式なのかを説明します。

メイクは自分以外の者になる力を持っています。ですから、メイクをすると普段の自分では抱くことができない「気持ち」を抱くことができるようになります。

ハロウィン中、人々は自分以外の存在になることを楽しむのですが、それと引き換えに「闇の気」をもらってしまいます。「気持ち」を抱くことは「気」を「持つ」ことであって、「闇」のメイクをすると「闇の気持ち」を抱くことになり、その結果として「闇の気」をもらうからです。これはコスプレも同様です。

 
 

悪魔は人間に「闇の気」をもたらすことによって「闇の気持ち」を抱かせ、普段の自分ではない自分になる「快楽」という「餌」を与えます。それと引き換えに、人間の方はその「代償」として自分自身の心を悪魔に差し出すことになります。「闇の気」をもらうと悪魔から「気持ち」を「支配」されるからです。

こういった「ギブ&テイク」の儀式がハロウィンです。そして、この「ギブ&テイク」は人間にとって割に合っていないもので、悪魔にとってメリットがあるものです。

ハロウィンが終わっても「闇の気」は身体に残ります。ですから、ハロウィン中だけ悪魔と共に働くと考えるのは間違っています。ハロウィンに参加すると、日常に戻っても悪魔の「闇の気」を通して「気持ち」を「支配」されやすくなることを知って頂けると幸いです。

また、ハロウィンを通して普段の自分では抱くことがない「闇の気持ち」を魂が学んでしまうことはとても大きな弊害です。一度学んでしまった「気持ち」は脳に記憶が残るので再び抱くことを求めることもできますし、魂がその「気持ち」を覚えるので再び抱くことがしやすくなるからです。

 

また、ハロウィンが流行っていることによって、気持ち悪いゾンビメイクなどに関して、人々の感覚が鈍くなっています。昔だったら、このようなメイクをしている人がいたら本当に気味悪がったと思います。しかし、ハロウィンの流行と共に人々はゾンビメイクに慣れていってしまっています。このようにして、人間の感覚は悪くなっていきます。これは、ハロウィンの作り出している一つの問題です。

東京では毎年渋谷にハロウィンのメイクをした人々が集まります。どうして渋谷かというと、渋谷は非常に「闇の気」が溜まっている場所だからです。渋谷は文字通り、谷の構造を持っていますが、「闇の気」は下に溜まっていくものだからこそ、渋谷は「闇の気」が溜まりやすい構造を持っています。

渋谷は「闇の気」が溜まっているからこそ、「闇の気」をとても受け取りやすい場所です。悪魔からすると、人間にできるだけ「闇の気」を与えるために、毎年渋谷に人を集める流れを作り出しています。

現代は「闇」の強い時代です。多くの人が「楽しいことがしたい」という「欲望」を抱えています。そういった「欲望」を抱えているからこそ、仮装することを楽しみたいと思います。

そして、現代は「気」のことを忘れている時代です。「気」のことを忘れているからこそ、ハロウィンに参加することによってどんな弊害を受け取るのかを理解することができません。

そういった二つの背景から、ハロウィンが非常に流行っています。この時代にハロウィンが流行っていることの背景にはこういった理由があることも、合わせて理解して頂けると幸いです。

そして、ハロウィンには決して参加しないようにして頂ければ、と思います。ハロウィンに参加することで感じられる「快楽(利益)」よりも、自分が受け取る「弊害(不利益)」の方が圧倒的に大きいからです。

例えば、ハロウィンに参加したことによって最愛の恋人と別れるようなきっかけが生まれたり、事故に遭いやすくなったりします。「闇の気」はそういったことを引き起こすだけの力があります。「気」のことを忘れている時代なので、直接の因果関係として考えられづらいですが、実際はハロウィンに参加したことによって何か悪いことが後で起こるということはよくあります。

自分のためにも、自分の周りの人に迷惑をかけないようにするためにも、ハロウィンには参加しないようにして頂けると幸いです。