日々様々な相談を受け、人とコミュニケーションを取っていますが、そういう時に何を相手に伝えているのかについて書かせて下さい。相談料も取っていないので、これは宣伝などではありません。

私は霊能系の人間なのにこう言うのも変ですが、基本的には霊能力者などとは関わらない方がいいです。その能力者が神々と働いているのか悪魔と働いているのかなど、ほとんどの人には分からないからです。

しかし、心の成り立ちなどを理解した上で生きていくことは大事です。だからこそ、そういった内容をいつも書いていますし、人と会う時もその人がどういう「気持ち」を抱きやすい人間なのかを分析的に伝えるようにしています。人と会う時に行なっているのはほとんどそういったことです。

気功も占いもできますが、そんなことよりも、相手がどういう「気持ち」を抱きやすい人間なのかを知ることの方が、圧倒的に大事です。それは自分自身の長所と短所を知ることだからです。長所を活かし短所を改めるには、それを知る必要があるからこそ、伝えるようにしています。

また、そういったことに加えて、相手に伝えるのが、その人を縛り付けている何らかの「アイデア」を取り除くことです。人は皆それぞれ様々な「アイデア」を信じて生きています。その「アイデア」が正しければ問題ないのですが、間違っている場合はその人の人生を悪くします。

例えば、「負けず嫌い」がいいものだと信じている方に対しては、「負けず嫌い」がどういう意味で悪いものであるのかを説明し、「負けず嫌いは正しい」という「アイデア(発想)」を取り除きます。どうして「負けず嫌い」が悪いものかというと、「負けず嫌い」は結局は「欲望(自分のため)」であって、「欲望」だからこそ自分勝手になっていきやすいからです。また、本来仲間になるべき人を敵のように感じてしまう性質も持っていますし、他にも様々な理由で「負けず嫌い」は我々の人生を狂わせていきます。ただ、「負けず嫌い」が有効な場面もあるのですが、それは書くと長くなるので割愛します。

「負けず嫌いは正しい」と信じている人にこのようなアドバイスを伝えることは「カップヌードルは体にいい」と思っている人に対して「カップヌードルは体に悪いんだよ」と、理由を含めて言うことと似ています。こういったことは、その相手が知りたいと思えば、伝えるようにしています。逆に言うと、こういったことをちゃんとできるようにするために、いつも徹底的に何が正しいのかを問いながら生きています。

人と会った時に、場合によっては伝えることがあって、それはその人がどういった目に見えない存在と働いているのか、その人の名前の意味、その人の人生の役割などです。こういった話をすると、所謂「スピリチュアル」と言われる領域に踏み込むことになるので、こういった話に抵抗感の無い方にしかしませんし、そもそも、その情報を知りたいと言った方にしか伝えません。また、どうしてそのように言えるのかという根拠も同時に絶対に伝えるようにもしています。

どんな情報もそうですが、その本人が知りたいと望んだものだけを言うようにしています。何故ならば、自分について何らかの情報を知るということは、その相手にとって極めて大きな出来事で、その相手の生き方を変えるからです。例えば、「自分の前世は貴族」といった情報を知ると、「自分は特別」という意識を持ちやすくなり、「優越感」に堕ちやすくなります。実は、「闇」のシャーマン達はこういった「アイデア」を人に与え、それによって人を「闇」に堕としています。

自分についての何らかの「アイデア」は生き方を変える力があることに加えて、試練を変える側面もあります。例えば、自分の人生の役割を明確に知ってしまった人は自分の人生の正解がわかってしまうので、何が間違いかが分かってしまいます。具体例を挙げると、歌手になるために生まれてきた人は歌手として努力することが正解であって、そういう努力をしないことは間違いです。こういうことが分かった上で、努力をしていないと「自己嫌悪」などに堕ちやすくなります。

自分の人生の役割が分からないと「自分はこれでいいのだろうか」といった「迷い」が生まれやすいのに対して、人生の役割を知ると「やらないといけないのにやってない」「もっと成長しないといけないのに、成長できない」といった「自己嫌悪」などに堕ちやすくなります。このような意味で、自分自身についての何らかの情報を知ることは、その本人の経験する「試練」を変える力があります。

だからこそ、絶対に相手に対してどの情報を知りたいのかを尋ね、「知りたい」と言われたものに関して、私は根拠を含めて説明するようにしています。

とにかく、私が人と会う時に伝えることは様々な情報を伝えることです。「もっと運動をした方がいい」といったレベルのアドバイスから「あなたの人生の役割は~です」といったレベルの情報まで、様々な情報を与えます。

もちろん、明らかに知らない方がいいレベルの情報については伝えないようにしています。しかし、知った方がいいけれども知ると大変かもしれないレベルの情報については、それを知りたいか知りたくないかを相手に尋ねます。そして、明らかに知った方がいい情報については「これは知った方がいいと思うのですが、知りたいですか?」といった形で尋ねます。そういう形で、人と話す時は随分慎重に振る舞っています。

私が何故こういった相談を行なっているかというと、その相手自身の人生を支えるためであって、その人が周りの人や世の中に与えることができる、いい影響のためです。その相手自身の人生を支えることは、その相手に対する「愛」であるのに対して、その人が与えられる様々な影響のことを考えるのは、この社会に対する「問題意識」です。このような意味で、その相手に対する「愛」とこの社会に対する「問題意識」から、様々な人の相談を受けています。

それに加えてもう一つ目的があり、それは人間の心の成り立ちを私がより深く理解することです。私は自分が理解した心の成り立ちに関する知識はホームページなどでシェアし、そのシェアした知識によって、多くの人がいい影響を受けられるようにしたいと思っていますし、それを目指してホームページを更新しています。

よく書いていますが、心の成り立ちを理解せずに生きることは、「ルール」を知らずに「試合」をすることと似ています。皆「ルール」を知らずに「試合」をしているからこそ、苦しんでいるのがこの世界です。そういった「問題」を「解決」することを目指してホームページを更新しています。

心の成り立ちを理解するためには、私自身が様々なありとあらゆる「気持ち」や「思考」を経験する必要がありますし、その心の動きの構造を言語化しないといけません。しかし、私自身は「嫉妬」などはしづらい人間です。だからこそ、私自身が「嫉妬」を経験することを通して「嫉妬」について理解することはかなり難しいです。だからこそ、「嫉妬」をしやすい他者と向き合い、何故その人が「嫉妬」をしやすいのかといった構造を徹底的に分析をすることを通して、「嫉妬」について理解するしかありません。

ですから、他者と話し、その人がどういう「気持ち」と「思考」を経験しながら生きているのかを徹底的に分析することは、私自身が心の成り立ちを理解する大きな支えとなっています。そういった知識をシェアしていくことができれば、多くの人の人生を支えることができると信じています。このような意味でも、私は人の相談に乗ることは大事だと思っています。

人によっては、目の前の相手のことだけを考えていないことは、動機として不純だと思われるかもしれません。しかし、一人一人のことだけを考えるのではなく、全体のことを考えることも大切なことです。そういった「部分」と「全体」の発想で、一人一人との人間と向き合っていると理解して頂けると幸いです。

このような全体像で様々な相談を受けています。もし御相談を御希望の方は、お気軽に御相談下さい。