「狂気」とは文字通り「狂わせる気」のことです。狂っている人とは我々が生きていると結構目にします。そういった人はこの「狂気」に取り憑かれているのです。

では、どうして人は「狂気」に取り憑かれていくのでしょうか?言い換えると何故人は「狂気」と同意をするのでしょうか?それはその人が心のどこかで「狂気」を欲しているからです。

「正気」を保っているならば苦しい状況とはあります。そういう状況において人は徐々に「狂気」と同意をしていくこともあるのです。だから、ホームレスの方には「狂気」に取り憑かれた人とは多くいます。彼等の状況とは非常に困難な状況です。家族との関係性も断たれ、仕事も無く、多くの関係性を失っている状況とも言えます。関係性を失うこと程、辛いことはありません。だからこそ「正気」を保っていると苦しく「狂気」を受け入れていく人も多くいます。

「狂気」の中に入ると意外と心地良いものです。狂ってしまっていますから、誰の目も気にしなくなり、なおかつ世界も歪んでいますから、非常に曖昧な世界を生きることになり、この世の苦悩を経験しなくなります。「狂気」とはそういった快楽を与えるものとして存在する闇の第12感情です。

よく気が狂っている人に対して、西洋医学は脳の病として解釈します。しかし、それは誤っています。「狂気」の気を彼等は自分達に受け入れ、そのことにより気が狂っているのです。そして、気が狂っているからこそ、脳の一部を使わなくなったりすることになり、使わない脳の部分とは腐っていきますから、何らかの異常が脳に見られるようになります。

「狂気」とは「怠惰」から繋がりやすいものです。「狂気」に取り憑かれるためには、時間を必要とすることが多いからです。また、「怠惰」の性質が「狂気」を導いている側面もあります。ずっとボーっとしている時間があると、徐々に現実が歪んでいったりしやすいからです。この症状が「狂気」です。

そして、「狂気」の与える快楽に堕ちていくこととなります。一度「狂気」に堕ちてしまうと、なかなか自力でそこから這い上がることは不可能です。なぜならば、「狂気」の中にいる以上、「這い上がろう」とする意思を持つことなど不可能であるからです。

「狂気」にはどうか気を付けて下さい。曖昧な意識状態がもたらす快楽と仲良くしてしまったが故に「狂気」に堕ちてしまうならば、もう戻ることができなくなります。