相手を抱きしめることは「愛」を共有するための一つの行為です。だからこそ、生き物のデザインは相手を抱きしめることができるかどうか、という観点によっても決まっています。

例えば、赤ちゃんは人間がとても抱きしめやすいサイズです。だからこそ、我々は赤ちゃんを抱きしめることができますし、抱きしめるからこそ、とても愛おしく思えます。その過程で我々は「愛」をより深く学びます。

もし、赤ちゃんがハムスターくらいのサイズで生まれてくるようになっていたら、抱きしめるには小さ過ぎて、抱きしめたくても抱きしめられません。相手に対する「愛」を持っているのに、その相手を抱きしめられないことはとても辛いことです。そういったことが起きないように、赤ちゃんは人が抱きしめやすいサイズで生まれてきます。

他にも、猫は赤ちゃんくらいのサイズで、人間が抱きしめやすいサイズになっています。そういうことからも、猫は元々人間に飼われることを想定して生まれてきた種であることを理解できます。

抱きしめ合うべき種は抱きしめることが可能なサイズにデザインされているということを知って頂けると幸いです。
 

※P.S.

書いた後に気付いたのですが、先程久しぶりに猫が自分に抱きついてきました。以前は毎日決まったタイミングで抱きついてきていたのですが、最近はなかったので、少し驚いたんです。

あと、何故この文章を今書こうと思ったかというと、この文章を書く直前に、小さな女の子が自分の目の前で意味もなく立ち止まっていたからです。その時にこの文章の内容を今書くという「思い付き」が起こったので、今書くべきだと判断しました。

今この文章を書くべきだと神々は判断したからこそ、神々はうちの猫と女の子を動かしたんだと思います。きっと誰かの人生とシンクロしているはずです。だからこそ、このタイミングでこの内容をfacebookとホームページに私に書かせたんだと思います。