ゴッホが描いているのは「気」です。ゴッホの残した功績は「気」を我々に見える形で描いた絵を残してくれたことにあります。ゴッホには「気」が見えていたからこそ、「気」を描くことができた形になります。

例えば、この『星月夜』は星が「気」を地球に送っていることを視覚的に表現しています。

他にも、『日没に種まく人』などは、太陽が地球に「火の気」を送っていることを表しています(「火の気」の一つの色は黄色です)。

※星が地球に「気」を送っていることについては、こちらに詳しく書いています。

http://junashikari.com/cosmos/太陽系の成り立ちについて/

有名な『ひまわり』の絵画も「火の気」を表現しています。ひまわりの花だけではなく机など全体的に黄色が強いのは、ひまわりという花が「火の気」を強く受け取りながら生きていることを表現しているからです。『ひまわり』は複数ありますが、ゴッホ自身、黄色の強い『ひまわり』に納得していってることが、『ひまわり』の作品変化からも読み取れます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ひまわり_(絵画)

ゴッホの様々な自画像でも点で「気」のことが描かれていますが、その時々のゴッホの状態を表現しています。今風な言い方だと、ゴッホは自分自身の「オーラ」を描いている形になります(「オーラ」は人間が身体から出ている「気」のことを意味し、本質的に「オーラ」=「気」です)。

  

  

  

これらの自画像を御覧になって頂けるとよく感じられるように、ゴッホは調子がいい時もあれば悪い時もありました。それは「光の気」をたくさん抱えている時期もあれば、「闇の気」をたくさん抱えていた時期もあったということです。

ゴッホは神々と共に働いていた画家であって、「気」という「真実」を表現しようとしていた画家です。それは、「気」のことを人間から忘れさせ続けてきた悪魔からすると非常に都合の悪い人間であって、だからこそ当然、悪魔はゴッホを「闇の気」で襲っていました。その表れとして、有名な自分の耳を切断する事件も起こしていますし、精神的に病んでしまった形になります。

自分の耳を切ってしまう程の精神状態に追い込まれていたゴッホの残してくれた功績を我々人間はまだ活かせていません。何故ならば、ゴッホが「気」を描いたという肝心なポイントを人はまだ理解していないからです。いつか、この最も肝心なポイントが人間の常識として浸透することを願っていますし、この文章が少しでもそうなることに繋がると幸いです。