道に倒れている人がいたら、その人を助ける。

そんなことに価値観などあるわけもありません。

 

お互いを助けるために、我々はそれぞれの役割を持っています。

この宇宙とは、お互いを支え合うためのシステムです。

 

そして、それぞれの役割を果たすためには努力が必要です。

それぞれの魂がどれだけの努力ができるか、

そのことを吟味した上で神々は我々の役割を決定します。

 

目の前に倒れている人を助けることと役割を行なうことの違いはその努力の差です。

道に倒れている人を助けるためには救急車を呼べばいい。

しかし、役割を果たすことはそんなに楽ではありません。

 

救急車は呼べるのに役割を果たせない者がいるのならば、

その方は怠惰に囚われているか、愛が足りません。

「私は楽しいことがしたい」と言って役割をしない方はよくいます。

 

これだけ苦しんでいる人がいて、

あなたが努力をすればその人を助けられるのに、

どうしてそれをしないのですか?

 

ただ、やるのです。

目の前に倒れている人はいるのですから。

 

道に倒れている人がいたら、その人を助ける。

そんなことに価値観などあるわけもありません。