お盆とは天国にいらっしゃる全ての魂が地上に降りて来られる期間のことです。亡くなった会いたい人や大事な人がお盆の時はあなたの近くにいるかもしれません。ですから、もしよかったら話しかけてみたりするのもいいかと思います。

あの世は7カ所あります。その内最もいい場所が天国です。天国とは、生きている間に行ないの良かった人達の行く場所です。ですから、天国にいる人、つまりいい人程この期間に地上に降りてきています。

お盆の風習(迎え火や送り火など)といったものは地上に戻ってくる霊達に対する敬意を表すためにあります。ですからそれは大事です。しかし、それよりも実際にそこにいるかもしれないということを思い、何かを話しかけたりすることの方が彼らにとってはとても嬉しいことです。

また皆さんの周りに戻ってくるのは先祖だけではありません。昔の恋人や大事な友人なども、あなたの側に来ている可能性は高いです。大事であればある程、またいい人であればあるほど、あなたの側にいるはずです。

お盆という習慣は人間と神々との間で結ばれた一つの行事のようなものです。人間はもっとこういったことを行なっていくべきです。何らかの提案を神々に行ない、あの世とこの世の間で行事を作る。または、神々の国とこの世の間で行事を作る、など。

昔の人間は神々と共に生きていたからこそ、こういった習慣がまだ残っています。それは先祖と神々による大変ありがたい習慣なのです。