「苛立ち」とは「怒り」をその原因とした一つの闇の感情です。この世界や人生全体に対する「嫌悪」が「憂鬱」であるのに対して、「苛立ち」とはこの世界や人生全体に対する漠然とした「怒り」です。

我々は「怒り」と「苛立ち」の区別を明確に行なわなねばなりません。現代人は「怒り」の感情を抱いている時に「苛立ち」という言葉を使い過ぎです。その逆はあまりありません。

「怒り」は明確に「怒り」の対象があります。それに対して、「苛立ち」とはその対象が明確にはなく、この世界全体や人生全体に向けられるものです。

ちなみに、「イライラする」とは「怒り」と「苛立ち」の両方の意味を含む言葉です。例えば、「Aさんにイライラする」とも「なんかイライラする」とも言えます。

「怒り」とは基本的に明確にその対象を持っています。「世界に対する怒り」というような感情も可能ですが、基本的にはそういったケースとは少ないものです。そういった「怒り」の特徴を踏まえて生まれたのが「苛立ち」です。「怒り」と違って対象は非常に漠然としています。

特定のものに対する「怒り」は「怒り」。漠然としたものに対する「怒り」は「苛立ち」。そういった二つの気を作ることによって、全てのものを対象に「怒り」の感情を持たせること、それがサタンの狙いであり、そのような動機によって「苛立ち」の気は誕生しました。

それぞれの感情についてはこちらを読んで下さい。全ての感情はそれぞれの感情の特徴を掴み、その守備範囲の包含関係の中で理解するべきです。

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